中古ドメインの選び方!「中古ドメイン販売屋さん」でドメインの購入方法とは

中古ドメイン

中古ドメイン(オールドドメイン)について、何回かご紹介してきました。

中古ドメイン(オールドドメイン)を自分で格安購入するポイント
中古ドメインを紹介してきましたが、今回は実際に中古ドメイン(オールドドメインとも言う)を入手してみましょう。 過去記事で...

こちらの記事では、自分で中古ドメインを購入する方法をご紹介しました。
今度は店舗(中古ドメイン販売屋さん)を使った購入方法をご紹介します。

中古ドメインとは?

改めて復習しておきましょう。

中古ドメインとは、中古車と同じで文字通り「過去に誰かが取得して使用して破棄されたドメイン」のことです。

  • 中古ドメインに価値はあるの?
  • 中古ドメインのSEO効果は?

などについては過去記事もご覧ください。

中古ドメインでSEO対策!新規ドメインと比較・メリット・デメリットとは
中古ドメインという言葉を聞いたことはありますか? 中古ドメインは別名(オールドドメイン)とも呼ばれており、過去に別な人(...

今でもブロガーやアフィリエイター、中には企業でも中古ドメインを導入する人は多く、「100万円のドメインでも買います」という方もいます。

中古ドメイン販売屋さん」でのドメインをまずは見てみる

サービス名中古ドメイン販売屋さん
運営企業ラッコ
取り扱い約2000ドメイン
決済方式銀行振り込み
クレジットカード決済
ペイパル決済
公式サイト中古ドメイン販売屋さん

中古ドメインの効果について

中古ドメインは新規ドメインよりもインデックスが早くGoogleのクローラーが早く・多く周ってきてくれることから、早期インデックスや順位アップの期待が持てます。

新規ドメインの場合は、エイジングロックというのがあり数ヶ月の間は順位がなかなか上がりにくいという現象が発生する場合があります。

また新規ドメインは当然誰も知らないので、見てもらう頻度もゼロに近く、当然被リンクなどもゼロです。

一概にこの数値が高ければ順位アップに期待できるとは言い切れませんが、

  • AhrefsのDR(ドメインレーティング)
  • MOZのDA(ドメインオーソリティ)
  • パワーランクチェックツールの、パワーランク

この3つの指標はドメインパワーを測定するための1つの目安としても良いと思います。

店舗でドメインを購入する時にチェックする項目

中古ドメインを購入する際にぜひチェックをしたほうが良いのが、各社が示している「ドメインパワー」です。

ドメインパワーはドメインの強さを表している数値で、販売店で購入する場合はそのドメインパワーがそのまま価格に比例します。

検索上位を目指すのであればドメインパワーが高い中古ドメインのほうが良いと思います。
ですが、中古ドメインがあれば必ずしも順位が上がるわけではありません

競合サイトの強さ、自サイトのコンテンツの強さ、狙うキーワードなどにより難易度も当然変わります。

あまり競合が居ないキーワードを狙うと、比較的早くランキング上位に入ることが出来ます。

それを見つけるのも勉強です

ドメインパワーについても、各社で名称が異なっており、算出方法も独自なので、これが正しいというのは誰もわかりません。

  • 中古ドメイン販売屋さん(RR:ラッコランク)
  • アクセス中古ドメイン(PR:パワーランク)
  • SEOツールのAhrefs(DR:ドメインレーティング)
  • SEOツールのMOZ(DA:ドメインオーソリティ)

色々な名称があるんだね

各社様々ですが、基本的には数値の高いほうが効果が期待できる可能性があるので、予算に合わせて良いドメインを見つけましょう。
先程記載したように、パワーだけで順位が決まるわけではありませんので、あまり無理のない金額で抑えましょう。

被リンクの量と質についてチェックしよう

中古ドメインを購入する際には、各社のパワーにもつながる「被リンクの質と量」は必ずチェックしましょう。

被リンクというのは、外部のサイトから自分のサイトに向けて張られたリンクのことです。
外部サイトから紹介してもらったということです。

外部のサイトから、紹介してもらえるということは、「このサイトは素晴らしい。ぜひ多くの人に見てもらいたいからリンクを張っておくよ」という意味なので、価値のあるWebサイトと考えて良いと思います。

特に、日本語運用の中古ドメインを購入される方は運用ジャンルが似ているとなお良いと思います。

自社を紹介してくれるということは良い被リンクだね、と思いがちですが悪い被リンクもあります。
  • お互いパワーを高めるだけを目的としたジャンルが全く関係ないサイト同士の相互リンク
  • 人為的な操作により増やされたと思われる不自然な被リンク
  • ツールなどによりつけられた自作自演の被リンク
  • 質の低いページやペナルティを受けているサイトから送られた被リンク

などは、受けるほど逆にマイナス効果になります。

中古ドメイン販売屋さんのドメインを1つ例にしてチェックしてみましょう。

Backlinksは受けている被リンクの数。
Domainsは受けているドメイン数です。

つまり41のサイトから89ページ紹介されていると考えられます。

さて、以下の場合どっちがよいですか?

AドメインBドメイン
被リンク数1000500
被リンクドメイン数5100

完全にこっちがよい、あっちはダメとは言い切れませんが。

Aドメインの場合は5つのサイトで合計1000ページに被リンクが張られています。
ページ数は多いですが、紹介されているのは5つのサイトです。

Bドメインは被リンク数は500とAの半分ですが、100サイトから紹介されています。
この場合でしたら、100サイトから紹介されている方が多くのサイトに知れ渡っていると判断する目安になります。

もちろん、その他のスコアを見ての判断ですが、上記だけを見ると私ならBドメインを選びます
多くのサイトに知ってもらっているという判断になるためです。

ペナルティは受けていないかチェックしましょう

特に自分で選ぶ場合は注意が必要ですが、ペナルティの有無。

これは必ずチェックしておきましょう。
販売店舗で扱っているドメインは事前にチェック済みだと思うので、あまり気にしなくても良いですが、自分で中古ドメインを入手する場合は忘れずにチェックしておきましょう。

おすすめはブラックリストチェック(MGT.jp)というサイトです。

ブラックリストのチェックが出来ますので、過去のペナルティを受けているかどうかの判断をつけやすくなります。

サイトの運用歴をチェックしよう

中古ドメインを選ぶ際には、過去に運用はどのようなサイトだったのかチェックしましょう。

被リンクも良い、パワーも良い、と思ったドメインでも過去の運用歴を調べたらアダルトだったという可能性もあります。

ドメインの運用歴を調べるには「Wayback Machine」というサイトがおすすめです。

ドメイン名を入力すると過去の運用歴を見ることが出来ます。

何箇所かチェックして、どのようなサイトだったのか確認しましょう。
中古ドメインの殆どが海外運用ということが多いと思いますので、Chromeをお使いの場合は、右クリックメニューの「日本語に翻訳」機能をうまく使うと良いと思います。

新規ドメインは当然運用歴がありませんが、中古ドメインの場合はWaybackに記録を残さないという設定をしていない限りは見れる状態になっています。

私が特に気にしているのは、

  • アダルト運用歴がないか
  • ペナルティを受けていないとしても違法や犯罪に関するページ運用がないか
  • 中国系の運用サイトは内容によりますが避けています
  • ギャンブル系も避けています

これらをチェックしています。

中古ドメイン販売屋さんなどの販売店では最初からWaybackの画像を載せてくれているので、全てではないにせよある程度の運用歴は確認できます。

名前について

中古ドメインは名前を変更することが出来ません。最初から決められています。

中古ドメインを使った運用方法としては、

  • メインサイトとして中古ドメインを使いたい
  • サテライトサイトとして中古ドメインを使いたい

という2つの目的のどちらかだと思います。中古ドメインは値段も様々ですので用途に合わせた価格で探すと良いと思います。

メインサイトとして運用するなら過去の運用歴や名前も気にしよう

中古ドメインは名前を変更できないというデメリットがありますが、それでもメインサイトとして利用するのであれば多少は気にしましょう。

メインサイトはパワーだけで順位は決まらないとは言え、
ドメインパワーもある程度強い方が良いと思います。

さらに運用歴もより近いジャンルのドメインを選んであげると効果が期待できます。
例えば車関係のメインサイトを作る場合、日本語運用で車に関連するサイトのドメインがあれば、同様のジャンルに興味のあるユーザーの流入が期待できます。

名前も、車であればcarなどが入っているドメインを探すなど良いと思います。

条件に完全にマッチする中古ドメインは殆どないと思いますが、極力パワーがよく名前や運用ジャンルが、求めている内容に近いものを選んだほうが良いと思います。

サテライトサイトであれば何でも良い

メインサイトに被リンクを送る、メインサイトに流入するサポートをするという目的でサテライトサイトを作ることもあると思います。

その場合は、ドメインパワーと言うよりは、SEOの内部対策をしっかり行い、正しい情報が書かれたサイト制作を行いGoogleからの評価を高めることに注力しましょう。

だからといって新規ドメインでサテライトサイトを作ってもサテライトサイト自体のパワーが低いので、被リンクを送ってもあまり効果は見込めません。

サテライトサイトにはあまり数万円~数十万円もお金をかけずに、数千円のドメインを購入し、1つのキーワードに対して特化したページが良いと思います。

もしサテライトサイトで上位を獲得することができればサテライトサイト自体のパワーが上がり、被リンクを送っているメインサイトのパワーも上がるというプラスのスパイラル効果を得ることができます。

中古ドメイン販売屋さんでドメインを購入してみましょう

中古ドメイン販売屋さんでドメインの購入をするのはとても簡単です。

まずは、購入したドメインは「ラッコドメイン」に納品されます。

新規ドメインの場合は、「お名前.com」や「エックスサーバー」など自由に選べますが、中古ドメインは納品先が決められています

もちろん、ドメインは「お名前.com」で管理したい!という場合は、あとから移管することが出来ます。

ラッコIDという共通IDを作ることにより各種サービスを一括で利用可能です。

お好みのドメインが見つかったらカートに入れて決済するだけです。
このあたりは、普通のECサイトと殆ど変わりませんので、特に作業に迷うことはないと思います。

購入後は、ラッコドメインを見ると購入したドメインが納品されています。

あとはWhois情報を必要に応じて書き換えたり、利用するレンタルサーバーのネームサーバー情報を入れ込むことにより利用が出来ます。

中古ドメインと新規ドメインは利用方法は全く変わりません。
最初の導入が少し異なるだけで更新費用も新規ドメインと一緒で1000円前後で可能ですし、各種設定も同じです。

導入のコストが少し異なるだけです。

まとめ SEOを意識したスタートダッシュをするなら中古ドメインはあり

中古ドメイン(オールドドメイン)は過去に運用歴のあるドメインです。

色々な運用歴が合ったり、名前が決まっていたり、ペナルティの可能性があったりなどのデメリットもありますが、SEOを意識したスタートダッシュを行えるのは中古ドメインの最大のメリットです。

このサイトも中古ドメインです。

インデックスのスピードは本当に早いことを体感しています。
中古ドメイン販売屋さんなどの店舗を利用すると初期の導入コストは掛かりますが、見返りも大きいと思います。

ぜひご予算に合わせて初めての中古ドメインを使ってみてはいかがでしょうか。

中古ドメイン(オールドドメイン)を自分で格安購入するポイント
中古ドメインを紹介してきましたが、今回は実際に中古ドメイン(オールドドメインとも言う)を入手してみましょう。 過去記事で...

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